第2章:グラム染色の原理
2. 細菌の細胞壁の構造 ⅲ
2)グラム陰性菌の構造
[図10]
陰性桿菌はペプチドグリカン層が単層でしかも密度も粗いため、細胞内で形成された色素とヨード複合体が脱色剤の作用を受けて簡単に流れ出して無色化するため、その後に作用するサフラニンなどの色素で染められて赤色に着色することになります。
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[図10]
陰性桿菌はペプチドグリカン層が単層でしかも密度も粗いため、細胞内で形成された色素とヨード複合体が脱色剤の作用を受けて簡単に流れ出して無色化するため、その後に作用するサフラニンなどの色素で染められて赤色に着色することになります。
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