第7章:鏡検データを感染症検査情報に変換する

1. 検鏡データを何故、情報に変換するのか1

  • 塗抹標本の顕微鏡検査は、検査担当者が顕微鏡を介して感染病巣を直接観察する検査であり、その行為は「犯罪捜査における現場検証」と同様であり、病巣内に存在するあらゆる要素や現象を漏らさず拾い出すことを目的としています。
  • マクロ鏡検やミクロ鏡検で拾い出されたデータは言わば生データであり、これを生データのまま報告しても診断や治療に使える情報にはなりません。つまり生データを医師が診療に役立てられるような感染症検査情報に変換する必要があります。
  • それでは診療に役立つ感染症情報とはどのような情報であり、検査データをどのよう加工・解析すれば診療に役立つ情報にすることができるでしょうか?

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